昭和学院短期大学こども発達専攻ではソニーグループ株式会社において、エンタテインメントロボット“aibo”(アイボ)の開発に携わっている浅沼樹氏を講師に招いて、「ロボットを用いて保育にどのような貢献ができるか」をテーマに、
2024年1月30日にワークショップを開催しました。
学生は「aibo」の紹介とデモンストレーションの授業を受けた後、グループごとにテーマについて話し合い、アイディアを発表し議論しました。実際に保育の現場で実習を積む学生ならではの、興味深いアイディアが多数発表されました。中でも特筆すべきものとして、以下の3つが挙がりました。
1.不登園児の登園へのきっかけ作り
様々な理由で登園を拒否する園児がいる。園に相手をしてくれるロボットがいたら、ロボットやアニメ好きの子どもに対して、新たな登園のきっかけ作りになるのではないか。
2.アレルギー児への癒し効果
動物アレルギーにより動物と触れ合うことが難しいアレルギー児に対して、小さな動物との関わり方を学習させたり、触れ合いによる癒しを与えたりする効果が期待できるのではないか。
3.保護者へのドキュメンテーション作業の代行
園での様子を写真と文章でまとめて保護者にレポートする保育士のドキュメンテーション作業が大きな負担になっている。これを園で一緒に暮らすロボットが代行してくれることによって、保育士の負担軽減が期待できる可能性があるのではないか。特に、aiboの場合は子どもと同じ目線の写真が撮れることで保護者に喜ばれるのではないか。
昭和学院短期大学では今後も産学連携による保育の未来を模索して参ります。
【昭和学院短期大学 〒272-0823 千葉県市川市東菅野2-17-1 TEL 047-324-7115】
<講義の様子>
<ワークショップの様子>
<集合写真>