この度、人間生活学科 こども発達専攻助手阪無勇士先生が、6 月 15 日(土)~16 日(日)に桜美林大学四谷キャンパスで開催された日本ヒューマンケア・心理学会学術集会第 21 回大会において、優秀発表賞を受賞しました。
研究テーマは「一時保護所における心理研修の構 想と効果検証-職員による児童の気持ちを大切にする関りに焦点をあてて-」です。
児童相談所の一時保護所で働く保育士などを対象とした心理研修の効果を検証しました。
この研修は「子どもの気持ちを大切にする関わり」という観点から構想され、以下のことが検証されました。
①子どもの行動からトラウマや愛着形成の問題を見立て、その見立てに基づき子どもにか かわる視点を育むこと。
②職員自身の傷つき体験を軽減し、児童への受容的な関わりを促進させること。
③受容的に関わりやすい組織や職員チームを築こうとする意識・態度を高めること。
今後、益々の活躍が期待されます。