新入生の皆さん!
ご入学おめでとうございます。オリエンテーションが終わり、いよいよ授業開始ですね。
履修の仕方や授業の受け方など高校のときと異なるところがいろいろあると思いますが、早く慣れてください。1コマ90分の授業ははじめ長く感じられるかもしれませんね。
大学生は自分で自分を律することが求められます。自律できることが自立の第1歩です。
自分を厳しく律すること、その積み重ねが、初志貫徹につながるのです。
入学式でお話したこと。(式辞抜粋)
自分で選んだ自分のための人生をしっかり歩んでいただきたい。
そのために次のことを提案します。
その1 過去自分に貼り付けてきたマイナスのレッテルを全部はがしてしまおう。
苦手意識を持ち、そう思い込んでいると、それを口実に自分の行動を正当化してしまいます。それは新しいことへのチャレンジから逃げていることになるのです。今こそそのようなレッテルをはがし、リセットして自分の自分でも良くわかっていない未知の可能性を信じて何事にもチャレンジしてみてください。
その2 本をたくさん読もう。そして新聞を毎日読もう。
現在若者の活字離れが進んでいます。インターネットで手軽に情報を入手してわかったつもりになっていませんか?大学に入学したからには、もっと本に親しんでほしいと思います。読書から人生を考えるヒントがたくさん得られます。また、最近新聞を読まない人が増えていますが、新聞を読んで世界や日本の社会におきている現実に目を向けてほしい。国際問題や深刻な社会問題、環境問題の原因を知って、それを是正し、持続可能な地球や社会を確保していく責任が私たちにはあるのですから。
その3 学びにおいて君たち学生は常に受身ではなく積極的な姿勢であってほしい。
「?啄同時」と言う言葉をご存知ですか。鳥が卵からヒナに孵るとき、ヒナが内側から卵の殻を突っつく、と同時に母鳥が外側からからを突っつく、同時に突っつきあうことで,からが破れヒナが生まれる、と言う意味です。両者のタイミングがぴったり合ってヒナが生まれるように、学びの道も、「?啄同時」。教授するものと学ぶものの息が合ってこそ、理解が深まり、学習の成果が上がるのです。
2年間は決して長い期間ではありません。1日1日を大切に過ごしていただきたい。そして十分な力を蓄え、「この道より自分を活かす道はない」といえるほどの自
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信をつけて卒業の日を迎えてほしいと願っています。